Hint & Tips
運行管理者試験(貨物)の出題傾向
岡山県で一般貨物自動車運送事業の手続きに力を入れている行政書士_久保田勝彦が運行管理者試験(貨物)の受験勉強をサポート致します。
このウェブサイトはわたしが実際に運行管理者試験に合格した経験を、これから受験する方々と共有したいとの思いで公開しています。
過去12回分の出題傾向分析
資格試験では過去問を繰り返し解くことが肝要です。
それは問題文に慣れること、全問回答までに時間が間に合うか確認すること、何より出題傾向を把握することが受験戦略上、必要だからです。
試験の準備は本番を迎える時まで、誰にとっても時間が足りないものです。
そのため、なるべく効率的に勉強を進めたいものです。
運行管理者試験(貨物)は全30問で、
貨物自動車運送事業法分野から8問
道路運送車両法分野から4問
道路交通法分野から5問
労働基準法分野から6問
その他運行管理者の業務に関し、必要な実務上の知識及び能力分野から7問
が出題されます。
過去12回分の運行管理者試験(貨物)を振り返ってみると、次のとおりです。
※その他運行管理者の業務に関し、必要な実務上の知識及び能力分野の出題傾向はわたしなりの分類になります。
このpdfファイルを見ていただければ分かるとおり、出題傾向は各回とも似通っています。
毎回出ている出題テーマもあれば、道路交通法のように絞り切れない分野もあります。
重点学習テーマ
出題率50%以上出題されているテーマを基準にみても、
貨物自動車運送事業法分野から15テーマ中 7つ(出題8問に対し)
道路運送車両法分野から5テーマ中 4つ(出題4問に対し)
道路交通法分野から18テーマ中 1つ(出題5問に対し)
労働基準法分野から5テーマ中 4つ(出題6問に対し) ※うち、3テーマが改善基準告示
その他運行管理者の業務に関し、必要な実務上の知識及び能力分野から12テーマ中 7つ(出題7問に対し) ※この分野の出題はほかの分野と重複する問題も多い。
が重点テーマとして絞ることができます。
このデータを参考に効率のよい勉強の計画や、得点戦略を練ることもできます。
実際にわたしも試験勉強の終盤にはこの表の頻出テーマを繰り返し演習し、決して点を落とさないように臨みました。
ただどうしても、道路交通法分野はまんべんなく備えておく必要がありました。