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概要

運行管理者試験(貨物)はどうして難しいの?

岡山県の行政書士_久保田勝彦が運行管理者試験(貨物)の受験勉強をサポート致します。

このウェブサイトはわたしが実際に運行管理者試験に合格した経験を、これから受験する方々と共有したいとの思いで公開しています。

 

運行管理者試験(貨物)の合格率は30%程度

 

一般貨物自動車運送事業者や10台以上を使用する貨物軽自動車運送事業者が必ず置かなければならない運行管理者。

その資格試験の合格率はだいたい30%程度で推移しています。

 

試験合格の基準は

・①貨物自動車運送事業法②道路運送事業法③道路交通法④労働基準法の各分野からそれぞれ1問以上正解すること。

・⑤その他運行管理者の業務に関し、必要な実務上の知識及び能力から2問以上を正解すること。

全30問のうち18問以上を正解すること。

です。※試験の概要については公益財団法人:運行管理者試験センターで確認していただければ正しい情報が得られます。

 

全30問のうち18問、つまり6割以上の正解で合格というのであれば簡単なように思えます。

ではどうして合格率は30%程度なのでしょうか?

 

理由の一つには

・社命で受験させられている、無気力な受験者がいる

ことが挙げられるでしょう。

けれども「難しい」と感想を漏らす受験者は共通して

問題を完答しなければ正解にならない。

ことを挙げています。

これは1問の出題の中に①複数の選択肢を選ぶ問題や②複数回の回答を求められるものがあり、選んだ選択肢のどれかが合っていたとしても他の選択肢を間違えていれば不正解となることに難しさを感じているようです。

そしてこのような出題は少なくありません。

 

運行管理者試験の勉強方法

 

運行管理者試験は実のところ法令系と、運行管理者基礎講習の内容から出題されます。

そのため勉強方法は暗記で何とでもなるタイプの試験です。

 

テキストは受験用に編集されている市販のものを使ったほうが分かりやすいです。

わたしがおすすめするテキストは公論出版「運行管理者試験 問題と解説(貨物編)」です。これ1冊で十分です。

収録されている過去問については使いにくい部分もあるのですが新たに買いそろえる必要はありません。

公益財団法人:運行管理者試験センターでは2回分の過去問が公開されていますし、インターネットで「運行管理者 過去問」と検索すれば、多くのウェブサイトで更に過去の試験分が公開されているのでこれらを利用するのがよいでしょう。

 

さて、運行管理者試験の問題は、過去に出題された問題の焼き直しが多いのです。

そのため過去問を繰り返し解くことが合格の近道です。